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私はシャーマンとして何十年と相談事にたずさわり、幻聴・幻覚に悩まされ心身ともにボロボロになっている数多くの人にお会いしてきました。独語、奇怪な発言、暴力、暴言、妄想、ギャンブル狂い、馮依現象など、相談者の方々にはありとあらゆる心の悩みがあります。
合理性をよしとする現代社会は呪術信仰・カミダーリ(神がかり)は インチキ!!非合理としりぞけられ、逆にしりぞけられるゆえに誤った呪術信仰・霊的判断をする人達も沢山でてきています。
馮依現象とされる相談者もいます。いわゆる狐憑き(きつねつき)といわれるのは、本人の姿、言動がおきつねさんになり、食べ物もあずき飯、油揚げなどを食し、目つきも手つきも変わってきます。言葉は○○稲荷と発します!!
神々の姿になる人もいれば、先祖霊など、様々な姿で現れます。冷静な目でしっかりと霊体が相談者の姿を借りて何を訴えたいのかを不動の真言を唱えつつ聞き、相談者から悩みを吐き出すことにつとめます。
本来の自分では云えない心の闇の部分を何者かが馮依し、訴えるのです。
乱れ、泣きわめき、雄叫びを上げる。神の姿になる。
カミダーリ(神がかり)の私は心の中にでてくるいろんな想い、いろんな苦しさをしっかり受けとめ理解し心の交通整理をするのです。相談者は心と体がボロボロになっています。切なさがドクドクと私の心に伝わってきます。10分もすると冷静になり、狂気は収まってきます。ここからが一番大切なことで吐き出した現実の悩みを身内がどう受け止め、どう支えていくのか…。それはまず、愛情だと思います。
そして、自分のご縁のある神仏を信じて手をあわす心を持つのです。
現実の悩みを解決する手だてがわかると必ず良くなります。また、落ち着くと病院との関わりをもつことも納得します。狂気はどの人も心の中の深いところに秘めている闇の部分です。
私のようなカミダーリはかつてどこにでもいて”お助けバアサン”としてかけこみ寺の役目をしていました。
今はこの非合理性はインチキと紙一重にくくられ、社会から排除されています。冷静な第三者の目をもって相談者の闇の部分を救うことが救いにつながります。死者に対する供養は自分の心を見据えることです。でも、人は誰しも病み苦しみボロボロになることが必ずあります。そんな時にだまって支えてあげる、だまって抱きしめてあげる精霊信仰のバアサンがいても良いのではないのかと思いつつ、今日もまた、こちらもボロボロになりつつ走り続けています。