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水子霊とはこの世に生まれる事の出来なかった胎児の霊体を言います。水子霊が災いになる事は決してありません。現在生きている事が修羅の場であり、苦しみや悲しみを少しでも逃れたいと思う時、どうしても人は水子霊の災いと考えたり、先祖が迷っていると思い込んでしまいます。
水子の霊体カナちゃんを心の中に溜めた女性がいました。彼女はいつも陰膳を作りカナちゃんと対話をしながら、夫と3人の子供と普通に生活していました。しかし、必ず半年に1回、彼女はカナちゃんとなって幼児言葉を発し、心の中にある全てのうっぷんを吐き出して半狂乱状態になるのです。
カナちゃんを通して、夫婦間の葛藤や不平不満があふれるように口から出てきます。良き妻、良き母であるための抑圧でパンク寸前になると、カナちゃんが出てくるようです。医学的にきちんと病名判断も出来るのでしょうが、日常生活には全く問題がなく、本人が水子になりきっている以上、そう簡単に心を開くものではないと思います。治すのは簡単な事でした。カナちゃんの話をよく聞き、夫が優しい心で見守ってあげること。また、カナちゃんの供養は弘法大師(自分の家の宗教)を通して手を合わせ、陰膳をやめることで落ち着いてきました。
人は心の中に善と悪を抱えています。なんとか自分をなだめたり、癒したりしながら日々生活していることと思います。体力を過信して仕事を続けてしまったり…。過労と心労が重なると精神的に病んでしまいます。そんな時はあせらずにゆっくりと身近なことに喜びを見出していくと光が見えます。
大切な人を失うくらい切ない事はありません。どんな時でも一歩踏みとどまり、家族と努力し支えあって生きて行けば、必ず実ることがあります。
不況が続き、争いごとが多い時代のせいでしょうか、自分の苦しみは霊の仕業だと信じ、供養の名目でお金を取られて、金銭的なトラブルに巻き込まれる人が増えています。しかし、霊が人間に仇をなすことは決してないのです。
人の心は、物体として手に取ることは出来なくても、実在すると考えられています。心が現実に存在するとして、肉体が消滅した後に残った心を心霊(タマシイ)と呼びます。存在を科学的に証明することは出来ませんが、写真に写ったり、夢枕に立ったりすることがあります。でも、金縛りやラップ音などを含めた心霊現象は、霊体が自分の存在に気づいてほしいのと同時に、私達生きている人間に自省を促した結果です。怖がる必要はないし、個人の悩みごとには関係ありません。
恐怖にとらわれると、自己暗示にかかり幻影や幻聴を感じやすくなります。霊がいるのは人間がいるのと同じで、当たり前の事なのだと考え、心にゆとりを持って暮らしましょう。
私の役目は自分自身のために霊がつたえる言葉を聞き、現世への執着を断ち切って霊魂を鎮めること。大切なのは、本当にごく普通に日々の生活の中で手を合わせ、水を供え、経文を唱えることの積み重ねであって、供養にお金をたくさん出すことではないのです。