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昨年11月に完成した有珠山外輪山遊歩道が今年4月29日から開放されている。 噴火口からは火山活動の様子を間近に観察でき、防災意識高まりとともに有珠山が身近な存在になるはず。 雄大なパノラマに息を飲む。

有珠山ロープウェイ

ロープウエイ
ロープウェイに乗り込む
洞爺湖中島
ロープウェーからの風景はなんとも美しい
ロープウエイ
ロープウェイ

北海道南西部の支笏洞爺国立公園は面積約10万ヘクタールにも及ぶ広大な地域、 道内有数の観光地と知られる有珠山はその先端に位置する活火山です。 壮瞥町・昭和新山そばには「山麓駅」と有珠山の「山頂駅」を片道約6分で結ぶ有珠山ロープウェイがある。 老若男女問わず健康維持にトレッキングが人気だが、気軽に山を登る手段として利用したいのが、有珠山ロープウェイ。 乗り場は昭和新山火山村建物内の2階に位置し、 改札口で往復切符を購入し切符を切ってもらうと106人乗りロープウェイに乗って山頂駅を目指す。

眼下に有珠山周辺の景色を眺めることができ、山頂駅までは1370メートル、アナウンスと共に前後から映像もながれる。 景色を見ると向かって右側には道内屈指の温泉地として知られる洞爺湖が一望でき、洞爺湖は火山活動によって生まれたカルデラ湖だ。 洞爺湖に浮かぶ中島、左奥に羊蹄山、右手には尻別岳などが見える。 雄大な景色にカメラを持つ手はシャッターをきらずにはいられないほど美しい。 振り返ると見上げていたはずの昭和新山が景色に溶け込んでいる。

山頂駅に着くアナウンスが流れた。到着し山頂駅から右手に少し歩くと洞爺湖展望台があり、 昭和新山と洞爺湖を見下ろす事が出来る。左手に歩いて約7分の所に位置する有珠山火口原展望台に向かう。 歩いていると右手には、荒々しい岩肌の有珠山山頂が見え、大有珠・標高732メートルからは噴煙が上がっていた。 以前噴火した火口など有珠山を知るスポットとして、観光や、修学旅行に人気だ。

火口原展望台火口原展望台へ向かう洞爺湖展望台火口原展望台に向かう人たち火口原展望台の親子山頂駅に向かう

4月29日外輪山遊歩道OPEN

展望台は大パノラマ(左右にスクロールしてみて下さい。)

有珠山ロープウェイ山頂駅に近い火口原展望台(壮瞥町)と伊達市からの登山道の終点、 外輪山展望台(伊達市)をまたぐ「北海道自然歩道・有珠山南外輪山ルート」が2004年11月に完成した 有珠山(732メートル)の外輪山遊歩道が今年4月29日から開放され、噴火口と噴火湾を見渡す迫力の大パノラマを お目当てで大勢の観光客で賑わいをみせる。遊歩道は有珠山ロープウェイ山頂駅から約300メートルの有珠火口原展望台から、 1977年の噴火で誕生した銀沼大火口を取り囲むように延びる1.1キロの区間を片道約40分で散策を楽しめ、大有珠、オガリ山、 銀沼大火口などの絶景が堪能でき、さまざまな角度から見れる。噴火湾を横目に見ながらも、白い水蒸気を噴き上げる 火口には約100メートルの距離までは近づけ,もう迫力満点。

遊歩道は木で造られている。真新しさが何ともいい。足元が滑る冬期間だけは遊歩道は閉鎖している。

どんどん階段を下ると銀沼大火口の案内板がある。 銀沼大火口は1977年に過去最大級の大噴火を経験し、有珠新山が右側に形成された。少し歩くと注意を促す看板を発見する。 この先はハイカー専用遊歩道である。ここで展望台まで戻ることにする。が、来た道を戻るとは・・・ 健康的な汗を流し、息を切らしながら火口原展望台へ向かう。そしてロープウェイ山頂駅に戻ることにしよう。 ロープウェイには大勢の人たちと乗り込んだ。カメラを構える人たちが思うがままに写真を撮っていた。

まだ登った事の無い人はぜひ行ってみてください。 すでに有珠山に登った事がある人も、四季折々の景色を楽しむ事もいかがでしょうか。

有珠山はかつて想像を絶する激しい火山活動が繰り返されたことを伝えるとともに、今もなお、 未知なる火山エネルギーを感じさせながらも、 すばらしい絶景を眺める観光客の声がこだまする。

外輪山遊歩道案内版
さて、行ってみよう
遊歩道下る
道のりは長い?
銀沼大火口
銀沼大火口
注意
自分の体力にあう登山を

昭和新山

昭和新山
昭和新山
故三松正夫さん
昭和新山を見守続ける

むき出しの溶岩に立ち登る噴煙、昭和新山は、大自然の営みの不思議を物語る。 この一帯は、かつてはのどかな麦畑として存在していた。が、火山活動の舞台となる。 それは突然、1943年(昭和18年)12月28日に激しい地震が始まり、多い時には身体に感じるものだけでも1日200回を超えていた。 翌1944年(昭和19年)4月頃には元の地面から50メートルも隆起したのだ。

1944年(昭和19年)6月23日、盛り上がった畑に噴火が始まり、7個の噴火口をつくりながら、4ヶ月も爆発を繰り返した。 その間も、田畑、民家(フカバ部落)、鉄道共々隆起が続き標高300メートルの台地(屋根山)をつくる。 11月になって噴火口群の中央から地中で固まった溶岩が堆し上がり始め、翌1945年(昭和20年)9月末に標高407メートルに達し、 ようやくその活動を休止したと言う。

現在も噴気を上げ続け、最高地表温度が約300度の活火山で登る事はできない。 ピラミット型レンガ色の部分が溶岩塔で、このタイプの火山をベロニーテ型火山といい、世界的にも珍しい形式の火山として存在する。

ミマツダイヤグラム

昭和新山が誕生した頃は第二次世界大戦の末期.軍部はこれを機密事項にし、 火山学者も十分な調査や観測ができなかった。ところが地元の郵便局長の三松正夫 (1888〜1977)さんはこの火山誕生の詳細な観察記録を残す。 それらはこの珍しい火山活動を分析するのに貴重な学術資料とされ、 その一つが「ミマツダイヤグラム」。オスロ万国火山会議で絶賛され世界中に知られ、 三松さんの残した資料は、現在、山麓の「三松正夫記念館」 (昭和新山資料館)で保存、公開されています。

ミマツダイヤグラム
三松正夫さんは昭和新山の持ち主

昭和新山火山村

有珠山ロープウェイ山麓駅の建物内には、 記憶に新しい2000年の噴火や世界の火山映像を迫力のある音で疑似体験ができる 「噴火体験室」(入場無料)や火山村自慢の本格派ラーメンの店「火山ラーメン」、 地元のお土産物が揃うショッピングセンター「火の国屋本舗」、カフェレストラン「噴火亭」 や有名ワインや地ビールを取り揃える「北海道葡萄酒館」、新鮮な牛乳を使用した火山村オリジナル「牛乳ソフトクリーム」 が味わえたりと、館内は充実した施設が揃う。

有珠山ロープウェイへの問い合わせは

有珠山ロープウェイ
所在地 北海道有珠郡壮瞥町字昭和新山184-5
TEL 0142-75-3113(代表)
0142-75-2401(予約・案内)
FAX 0142-73-3113
URL http://www.usuzan.com
E-mail usuzan@usuzan.com
佐藤さん
今回お世話になった佐藤さん。

ロープウェイ運賃表

普通運賃(往復・税込み)
個人 大人(中学生以上) 1,450円
小人(小学生)  730円
団体運賃(往復・税込み)
一般団体(15名以上) 大人 1,310円
小人  660円
修学旅行 高校生 1.020円
中学生  870円
小学生  510円
特別割引運賃(往復・税込み)
障害者手帳の提示(本人のみ適用) 大人  730円
小人  370円

壮瞥町のイベント

毎年8月第3土曜日に行われる「昭和新山火まつり」の花火は大迫力。

知らない人はいないほど成長を続けているスポーツ、昭和新山国際雪合戦が2006年の第18回大会の日程が決まり、2006年2月25日(土)・26日(日)開催。皆さんお誘い合わせのうえ出掛けよう。